ちょっといい姉妹 資料

TBS広報誌LOVELY 1981年11月号より(資料提供 ちゅうばんさん)
広報誌の表紙を飾る笑顔のまり子さん
まり子さんのお誕生月の11月に始まり、まり子さんにとって初めての半年以上の長丁場になったドラマです。
三姉妹(山岡久乃、京塚昌子、大空真弓)たちと、周囲の人々との様々なドラマが描かれます。

上記画像本文より
ちょっいいふれあいの ちょっといいおはなし ちょっと素敵なドラマ
11月5日スタートの「ちょっといい姉妹」は、こんなキャッチフレーズで飾られたドラマだ。
ドラマのテーマはふれあい。
それぞれに性格の違う3姉妹の血縁というふれあいを中心にして、
その周辺に集まる人たちのさまざまなふれあいを、明るくさわやかに描こうというもの。
舞台は東京・青山。そこに京(かなどめ)歯科医院がある。
治療にあたるのは華子先生(山岡久乃)と三子先生(京塚昌子)だ。
亡父の後を継いで白衣を着ているこのふたり。
おたがいに好きなことをいって、時にはぶつかることもあるが、持ちつ持たれつのちょっといい姉妹≠セ。
そしてもうひとり、異母妹の悠子(大空真弓)がいる。
商社マンと結婚して、パリで幸せな生活を送っているはずであったが、その悠子が、ある日突然、夫と別れた!と子連れで帰ってきたのである。これには姉たちもびっくり、というのが、ドラマのスタート。
そしてこのあと、悠子の自立に贈られる姉たちのやさしい思いやりと、
まわりからの声援があたたかく交差する姿をドラマは追いつづける。
「おしつけがまくない思いやり、押しつけがまくない人間関係を描いてみたい!」というのが
石井ふく子プロデューサーのねらい。「ちょっといい、というのは、実は素敵なことなんですね」
脚本は田井洋子、北原優の、女流ふたりの意欲的なオリジナル。26回連続。

スターランド 1981年12月号より(資料提供 ちゅうばんさん)

ドラマ内の若手出演者4人にスポットをあてた記事
「ちょっといい姉妹」は、3人姉妹が主人公ですが、それぞれの年代で、ちょっといいおつきあい、
ちょっといい友だちという関係がでできれば、それをドラマのなかで描ければと考えています。
ちょっといい≠ニいうことは、決しておしつけられた関係ではないという意味がこめられているわけです。
若手の4人にも、倉田まり子さんを男性3人で争うという形になるにせよ、
このちょっといい関係≠ノなることを期待しています。
(中略)
倉田まり子さんには、あの明るさにひかれます。顔立ちは、どこにでもいそうな女の子ですけど、
あのようにさわやかな印象をあたえてくれる人はそういないと思います。
(石井ふく子プロデューサーの言葉より抜粋)