マリコスト・ルーム倉田まり子
![]() ケンちゃんチャコちゃん 「楽器が消えた!?」 (「ロックバンドとオートバイ」のタイトルもあり?) 1980年10月2日(木)19:30〜20:00 30分 TBSテレビ
作 富田義朗 音楽 牧野由多可 監督 柴田吉太郎 製作 国際放映、TBS 出演 岡浩也、久米敬子、野崎秀吾、高津住男、岸久美子、 大谷淳、よこたゆき、進士晴久、猪狩敬一、山崎康雄、宮寺和
彦、上村正仁、小塙謙士、都井健治、伊東文明、劇団いろは 人見きよし、坂本新兵、倉田まり子(敬称略・クレジット順)
![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() 物語 ケンちゃんのお父さんが経営するのは「ファミリーらーめん」。 従業員のマンガさんは仕事が終わると「商業簿記講習」に出かけるようになった。 ある日、ケンちゃんが友達と歩いていると、とある倉庫からドラムやギターを演奏する音が聞こえる。 ケンちゃんがそっと覗いてみると、マンガさんと数人の若者が演奏の練習をしている。 一緒にいる蕎麦屋の娘、増井まり子(倉田まり子)によると「ザ・ドリーマーズ(夢見る人たち)」という、 ロックバンドの練習だというのだ。メンバーはみんな昼間働いたあと、職場の人には内緒でここに集まっている。 「商業簿記講習」が嘘だった事をケンちゃんのお父さんには言わないでほしいと頼むマンガさん。 しかし、「ザ・ドリーマーズ」はまり子の父親の知るところとなり、演奏の楽器は没収されてしまう。ケンちゃんの父親にも
こっぴどく叱られたマンガさんは「バイクの免許を取る!」と言い出し、暴走族のバイクに乗せてもらうようになる。しか し、バイクから転倒し、怪我をしてしまう。一方、蕎麦屋では理解の無い父親とまり子が言い争いになり、まり子は「私も バイクに乗ろうかなぁ」とバンド活動かオートバイのどちらを取るかと言い出す。お巡りさんの助言もあり、まり子の父親 は楽器を返却し、「ザ・ドリーマーズ」の活動は復活!「DAY BY DAY」を演奏してめでたし、めでたし。 レビュー
まり子さんは、これがドラマ初出演(訂正:スポーツケンちゃんに続き2度目)とは思えないほど、ハツラツとして物怖じしない演技です。 出演シーンも多く、歌も唄ってくれて、30分ドラマにしては良く出来ています。また2ndアルバムの曲「スローモーション」 をアカペラで、少し唄ったりする嬉しいサービスもあります。「DAY BY DAY」もレコードの演奏をそのまま流すのではな く、ちゃんとバンド演奏風にアレンジされていました。 この頃はアイドルが主役だったり、ゲスト出演する30分ドラマも数多くありました。
1960年代から、1980年代まで、実に20年も続いた「チャコちゃん」「ケンちゃん」シリーズ。30代以上の人には、そ
れぞれの思い出の「チャコちゃん」「ケンちゃん」があると思います。 このエピソードは、テレビガイド(画像下左)と新聞のテレビ欄(画像下右)とではサブタイトルが違います。私が見たのは
「楽器が消えた!?」ですが、昔のテレビドラマ等には若干ですが、サブタイトルに違いのあるプリントが存在する例があり ます。地域によっては「ロックバンドとオートバイ」で放映されたケースがあるかもしれません。 ![]() ![]()
![]() マリコスト・ルーム倉田まり子
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